タイ廃人道中 Part18 ~本当に!?~


○山のリサーチによると彼女は何と30歳であるという!! そんなことがありうるのか? しかしオレは無礼を承知で確認してみるより仕様がない。

「アー ユー リアリー サーティ イヤーズ オールド!? ヒー セッド!!」

「あら、何? がっかりさせてしまったかしら?」

「ノーノー!! ユー リアリー ビューティフォー!! アンド ルックス ソー ヤング!!」

「本当に? ありがとう!! あなたたちも、なんだかキュートね!」

と、辺りも気にせず稚拙な英語で応対するオレ。30歳かぁー。言われてみれば落ち着いた印象さえ受ける気もしなくはないが…。しかし、○山もはじめは高校生だと思っていたほど若々しいのだ。うーん、分からんもんだなぁ。

その後、しばらく日本語と英語とタイ語を織り交ぜながら談笑し、至福の時を満喫したオレ達。考えてみれば、こういった会話もこの国に来てからは2人でしかしていなかった(角田との風俗トークはもちろんこれと並べるわけにはいかない!!)から、久しぶりに緊張がほぐれたひと時だった。

「わたしもアユタヤで降りるから、一緒に降りようね!!」


あーあ、もう着いちゃった。




<<  Part17Part19  >>


0 件のコメント:

コメントを投稿